stand.fm「弁護士しんみなとの弁護士の法律ラボ」書き起こし
【2023年3月1日放送 番外編8 「女神の教室〜リーガル青春白書〜」第8話の感想を話してみた】
本日も、フジテレビドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」第8話の感想を述べていきたいと思います。
ここからはネタバレもありますのでいつものようにご注意ください。
照井さん、不合格・・
さて、やはり今回は、照井さんの司法試験不合格でしたよね。
実は、私も、司法試験不合格経験者なんですよ。あの努力しまくった後の喪失感というか、悔しさというか・・・私は、正直、試験終わった瞬間、合格したなって思ってたんですよ。絶対に合格してると。
けど、蓋を開けてみれば・・・不合格。
まぁ、落ち込みましたね。
照井さんがなかなか勉強に戻れなかった気持ちもすごくわかりましたね。
けど、やはり戻ることができたのは仲間でしたね。
街中で目に入った数字の条文を答えるというゲームでね。
正直言いますが、あのゲーム、絶対にできないです。絶対に!
できても、憲法ぐらいですかね。憲法縛りならできそうですが・・・
いろんな法律でとなると無理っすね。現役弁護士でもできる人いるのかな・・・だって、正直条文なんて覚えないですもん。
結構勘違いされている人が多いですが、司法試験の勉強って条文の暗記合戦ではないですからね。
いずれにしても、照井さんは無事に戻ってきてよかったですね。
来年の司法試験、みんなで合格が理想ですよね~みんな、受かってほしいですね!
何のために働くのか
あと、今回の実務演習では、パワハラの事案を通じて、「働く」とは何かというのを問う問題でしたね。
皆さんは、どのように考えられたでしょうか?
生きるために働くのか、働くために生きているのか。
パワハラなどの労務問題については、私は基本的に企業側で対応しているのですが、まずは、企業側がこのような問題が起きないような仕組みづくりは当然ながら必要だと思います。
しかし、一方で、労働者側にも、逃げる勇気をもってほしいなと思っています。
労働者側には、働く権利もあるし、職業を選ぶ自由もあるわけです。
そして、やはり、ハラスメントが起きるような会社は淘汰されるべきなんです。
労働者がずっとそのような会社にしがみつくことによって会社が本気でハラスメント対策を講じようと努力しなくなるんです。
だから、労働者側にもその会社から逃げる勇気を持ってほしいなと思っています。
立場上、なんか話づらいですが、みんなが働きやすい世の中にするには、会社の内部からの変革して、労働者に選ばれる企業にすることが一番大事なのかなと思います。
そのためにも、労働者にも逃げる勇気を持ってほしいと思っています。
飽きずに済む
さて、あと、今回、ハラハラしたのは、藍井先生の引き抜き問題ですよね~
結果的に、予備校からの勧誘は断って安心しましたが、断ったときの「飽きずに済む。」という言葉はしびれましたね~
てか、藍井先生の大音量で音楽聴く趣味、あれ何なんすかね?
気になることがたくさん!
最後に、次回へ繋がる部分ですが、津山邦彦が予備校のパンフレットに載ってて焦りましたよね。
司法試験の勉強していたんでしょうか?
それと、風見刑事の停職処分・・・これらはどうつながっていくんでしょうね。
気になってしかたないです。
次回も楽しみですね。
本日は以上です。ありがとうございました。